気持ち

子育てについて何もわからずにやっている。まとまった記述にはならないが、以下、ここにあるものをそのまま記す。

保育園に預けて仕事をしていると、子供と関われるのは朝と夜数時間ずつだけ。もっと歩く練習とか、会話したり、一緒に出掛けたりしたほうがいいのだろうか。保育園の同じクラスの子たちと比べて発達がゆっくりなのはだいぶ前から分かっていることで、とはいえ私にできることは一緒に遊ぶ中で成長を促すことだけ。具体的に何をどうすればどうなるというのは医学的に明確なものは取り入れ、医者や療法士、保育士のいうことは信じているが、根拠もなく自信満々でこれが効くと謳っているものは疑ってみることにしている。できることをやっているつもりで、実際は親として半人前、何をすべきかわかってない、子供のためにやるべきことができていない、のだろうか。

仕事を切り上げて保育園に行き、子供にご飯をあげて風呂に入れて洗い物をして掃除して、こぼしたミルクを拭いて、おもちゃを取って、本を読んで、立たせて、手を引いて歩いて、メールを返して、資料を読んで、洗濯物を畳んで…とやっているといつしか感情を無にして手だけ動かすモードに入っているのがわかる。「はーい、今日もいっぱい食べたねー」とか無理。無表情。子供に呼ばれたときだけ笑顔を作って「OK,よしよしミルクな。ウンチしたか、OKOK」とやっているが、見え透いたものだろうとは思う。

他方、すでに仕事はパンクしており、寛大な上司のおかげで何とかなっている(なっていない)。上司と雑談していて、家事育児負担が多くて大変だねという話になり、そうですね…と答えた。気遣ってくれただけ、文字通り大変だね、という意味かもしれない。あるいは、もっと仕事にリソース振ってくれという意味の婉曲表現だろうか。大変よくできた上司なので、普段から家族優先でいいと言ってくれているし、明示的にそういうことは言わないと思う。いずれにしても、会社に貢献できているかというと、とても胸を張って貢献しているといえる状態ではない。

ただし、これについては、子育て関係ないかもしれない。入社以来いまだかつて会社に貢献したことがあったかどうか怪しい。何が貢献かすらよくわからない。むしろ、どちらかというと、自分は自分にできてほかの人にできないことを探してやるので、それが会社にとって役に立ってないなら構わずクビにしてください、ぐらいの気持ちでやっている。クビになってないということは多少役に立っているのだろうか。