早めにぶら下がるのを切り上げる

温度感

腸炎だか風邪だかで2-3日寝込んで、熱が下がったので久しぶりに子供と大きな公園へ出かけた。まだ桜には早いがいい天気で、熱くもなく寒くもなく、日が照っている間は日光で温まり、日が雲に隠れるとその熱が風でかき消されるだけの、地面も空気も熱を蓄えていない温度感だった。

鉄棒

また別の日には、スーパーへの買い物の帰りに、より近所の児童公園に立ち寄った。私は凝り固まった肩甲骨と広背筋を引きはがしたく、鉄棒から二つの輪っかがぶら下がった運動器具にぶら下がった。子供はベビーカーからそれを見ていた。本当はぶら下がるだけでなく懸垂がしたかったが、弱り切った体は全く持ち上がらず、ぶら下がる握力すら心もとない。

親子連れで公園はにぎわっており、私は早めにぶら下がるのを切り上げて、3-4歳くらいの男の子に場所を譲った。その子は輪っかに足を入れて鉄棒によじ登り、また降りてきた。すごいねーと社交辞令の感想を述べてあげると喜び、何か親切にベビーカーのひもを直してくれた。何をどう直したのかはわからないが、ちゃんとなってないと思ったのだろう。