12月の庭

植物を育てるようになって、外を歩く時も木や草に目が行くようになり、秋の楽しみが増えた。 秋といっても、夏の暑さがなくなって過ごしやすくなった頃と、さらに秋が深まって冬の気配を感じるころとでは全く様相が異なることは、草木を自分で育てる観点から観察するようになるまでは気づかなかった。 例えば、紅葉といえばカエデが真っ赤になるものだと思っていたが、うちの周りでカエデが紅葉のピークを迎えるのは秋が深まってからで、それまではまずハナミズキが紅葉と実を楽しませ、ケヤキが雨のように大量の落葉で道路を埋め、それからようやく今頃になってカエデが真っ赤に染まる。

そんな様子を見ていたら、うちの庭にも紅葉のきれいな落葉樹が欲しくなり、ブルーベリーとシロバナマンサク(フォサギラ・ブルーシャドー)、ついでに夏も赤葉のきれいなスモモ(プルヌス・システナ)を注文してみた。しばらく鉢植えで育ててみようと思う。

  • 秋バラが咲きそうでなかなか咲かない。
  • オステオスペルマムがつぼみをつけている。この秋は開花しないのかーと思っていたら、これはもしかして1月ごろに咲くのかな。
  • 鉢植えで育てていたミニバラ(グリーンアイス)を剪定して左手前のスペースに植えた。本当は葉をむしって1週間ほどしてから剪定するのだろうが、葉をむしっていると棘が痛くて枝先の細かいはまとめて切ってしまうしかなく、結果的に剪定もすることになった。